このブログについて

自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2012年7月31日火曜日

追憶 161

わたしの中には自然と感謝の気持ちが溢れていた。
それは喜びが感謝の気持ちを導いていたからであろう。
建設的な意識(思考、感情、存在)は建設的なものを導き出す。
生み出すと言っても良いだろう。
建設的な者に触れていることはとても心地がよかった。
できるなら、この感覚をずっと味わっておきたいと感じるのであった。

次に気が付いた時には、わたしはまぶたを開いていた。
少し夢心地である。
感覚的に「ふんわり」としている。
心地はいい。
その時、わたしは狐たちのことを思い出した。
視野を意識に切り替える(心で感じるようにする)と、肩に乗っている二匹を認識することができた。
わたしはなぜか少し安心した。
狐たちからはとても無邪気な印象を受ける。
二匹は嬉しそうにわたしの頬にその頬を擦り寄せてくる。
言うなれば、狐にサンドイッチされているようであった。
少し邪魔だとは感じたが、まあ何かに支障をきたすということもなかったし、何より嬉しかったので放っておいた。

0 件のコメント:

コメントを投稿