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自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2012年7月7日土曜日

追憶 137

実際、多くの人が思いの力によって苦しみを受けている。
ほとんどの苦しみが思いによるものであると言っても過言ではないであろう。
思いが存在しなければ苦しみを生み出すことも、それを受け取ることもないのである。
そして、苦しみを抱えているすべての霊は、破滅的な思いの力によって傷付いていた。
その心に何らかの破滅的な感情を抱えているために苦しんでいるのである。
この狐に突き刺さる黒いものは外部からの刺激であるだろうが、それを受け取っている以上、抱えているということになるのである。
わたしは黒いものに触れる中で、それが所有する思いを感じることができたが、それは人が生み出した怒りや悲しみや苦しみ。
それに、自然の中の命が生み出した怒りや悲しみや苦しみであることを感覚的に認識することになる。
この狐は多くの人や命が生み出す破滅的な感情を抱えていたのである。

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