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自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2012年7月22日日曜日

追憶 152

わたしたち人間も、いつかはその命や肉体を手放さなければならない時がやってくる。
所謂、死ぬということである。
命ある者は必ず死を迎える。
人は死ぬと肉体からその心(意識、魂、感情、意思)だけが取り出され、残される。
心・・・それが人の本質である。
霊というものが人の本当の姿なのである。
もしも、人の本質が心になければ、この世界に苦しみは存在しないだろう。
心が存在しなければ、苦しみを感じるという感覚さえも存在しないのである。
もちろん、喜びを感じる感覚も。
世界というものは意識(心)によって築かれているのである。
そこに存在する意識の性質によって、その場所がどのような場所になるのかが決まってしまうであろう。
その意識がどのような性質を持つのかは、そこに存在する命が決めることである。
それも、自然に対して大きな影響力を持っている人間が決めることなのである。
人間が何かを苦しめたり、自分自身で苦しんだりすると、その場所には多くの苦しみが生み出され、蓄積してしまうのである。
それによって傷付き苦しんでいたのが狐であったという訳である。

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