まるで、自己犠牲によって災いから自分以外の存在を守っているようであった。
破滅的な感情は必ず何らかの問題を引き起こす。
怒りや悲しみという破滅的な感情には、状況に対する豊かさを破滅させてしまう力がある。
自然環境を破壊した人間はその罪を環境の変化の中に見て、その罰を食物連鎖の中に知ることになる。
それだけで終われば良いが、目には見えない力を蔑(ないがし)ろにしてしまうと大変なことになってしまう。
目には映らないものを信じることができない人は多い。
人の心でさえ気にかけていない人間が多過ぎる。
人の心や、目には見えない意識の力を信じていないのである。
そのため、人を傷付けても裏切っても平気であるという人物は多いのである。
命を屁とも思わない人物も多く存在している。
無意味に虫を殺し、快楽のために動物をいじめ、命を奪う。
昔は、人の心の中にも自然や命や神という存在に対する畏怖の思いが存在していた。
しかしながら、世界が資本主義に走り出すと、多くの人間は大切であるその気持ちや文化を忘れてしまった。
0 件のコメント:
コメントを投稿