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自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2012年7月20日金曜日

追憶 150

わたしはその感覚に驚いた。
正に吐きそうなくらい気持ち悪いのである。
それが身体的な原因によって引き起こされる現象であるのならば、その理由に対する検討がつかなかった。
急に吐きそうになるほど気分を害することなど、生まれて此の方経験したことがないのである。
これはきっと意識的な原因によって引き起こされる現象であると言えるだろう。
わたしに威嚇を続ける狐が原因であるような気がするのである。
確証がある訳でもないのだが、そうに違いないとわたしの第六感が叫んでいるのである。
きっと、この感覚は正しいであろう。

破滅的な感情は重たい。
気持ちが沈むという感覚は分かるであろうか?
不満や不安、そして心配・・・
それらの苦しみは破滅的な感情である。
それは黒くドブドブしていて重たいものであり、それが集中すると吐き気を伴った苦しみへと変化していくのである。

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