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自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2012年7月13日金曜日

追憶 143

意識的なものを動かすにはとにかく意識の力が必要になってくる。
それは今までにあまり扱ってこなかった分野の力である。
今までは意識的な分野よりも物質的な分野に重きを置いて生きてきた。
脳であったり筋力であったり、それが自然なことであると思っていたし、当たり前のことであった。
そういう方法や世界しか知らなかったということもあるだろう。
そのため、意識的なものを動かすのには多くの労力を注ぎ込む必要があったのだ。
黒いものを掴む腕から気怠さと吐き気が同時に襲ってくる。
それに加えて、怒りや悲しみといった感情が頭を無理矢理にこじ開けるようにして侵入してくる。
気が狂いそうになる。
破滅的な意識に触れるということは、精神に直接的なダメージを得るリスクを負うということである。

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