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自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2012年10月20日土曜日

追憶 242

心や意識を持っているからこそ、人は何かを認識することができるのである。
脳や心臓などの臓器を人工的に生かしても、何かを認識することはできないであろう。
わたしたちの生きる世界には、物質的な存在と意識的な存在とが共存している。
物質的な存在と意識的な存在とが共存することによってのみ、世界は成り立っているのである。
わたしたちは思考や感情を無視することはできない。
自らの心も否定することはできない。
姿や形はないかもしれないが、それはわたしたちの中に確実に存在しているものなのである。
科学では心を証明することはできないであろう。
それは、科学は物質的な姿や形として存在しているもの以外には及ばないからである。
科学は姿や形として存在しているものにしか触れることができないのである。
科学を根拠にし、意識的な存在を否定する人も自らの中に意識的な心が存在していることを認めなければならないだろう。
物質的な観点から物事を見るのは楽である。
目の前の認識することのできる事象だけを批評していれば良いだけだから。
しかしながら、わたしたちの生きる世界は物質的な観点から自身が認識することができる事象だけで成り立っている訳ではないのである。

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