このブログについて

自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2012年10月16日火曜日

追憶 238

この中にいると、自分のダメな部分を否応なしに見せ付けられる。
それは、わたしが回避したいことであった。
わたしは自分自身の弱さと向き合うことが嫌で仕方がなかった。
弱さが心を支配すると自分が自分でなくなり、わたしという人格はどこかへ放り出されるようであった。
自分自身がまるで知らない人であるかのように感じてしまう。
よそよそしくて、不安になる。
そうなると落ち着かないし、楽しむことなどできなかった。
自分でも、なぜそのような状態に陥るのかは分からなかったが、わたしの中には陽気な自分と陰気な自分がいて、その二つの気質が主人格を争っているようであった。
コンプレックスやトラウマという言葉が当てはまるのかもしれない。
自らの容姿や性格…
自分自身にコンプレックスやトラウマが存在しているのであろう。
もしかしたら、前世の生き方にもその原因があるのかもしれない。
わたしは暗闇の中で自分自身と向き合えた気がした。

0 件のコメント:

コメントを投稿