思い返してみると、わたしの中にはいつも劣等感があった。
何に対してなのかは分からなかったが、自分自身に自信が持てなかったり、罪悪感を感じることも頻繁にあった。
それは、自分自身の力の無さや悪さをしたことへの贖罪(しょくざい)の気持ちもあったであろうが、それはもっと深い闇であるように感じる。
それはわたしの中に、わたしが物心つく前から、もしかしたら、生まれる前からあったのではないだろうか?
それは、表面的な何かではない。
何かもっと核心的であり、わたしの気質のような感覚である。
そこには、そう感じさせる何かがあった。
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