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自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2012年10月17日水曜日

追憶 239

思い返してみると、自らの弱さと真剣に向き合えたのはこれが初めてであるかもしれない。
大抵の場合は、向き合うことを拒絶していたり、はぐらかして逃げていたものである。
自らの弱さと強制的にでも向き合えたことは、わたしにとって良いことであるだろう。
それがどのような結果をわたしに導くかは、今のところ分からない。
しかしながら、今のわたしにも理解することができることがあった。
それは、自らの弱さ(コンプレックスやトラウマ)を否定しながら生きてはならない、ということである。
弱さも自分自身である。
自分自身の一部であり、大切なものであるということであろう。
人の気質は変えられない。
性格くらいは変えられるが、元々持っている気質を変えることはきっとできないだろう。
闇の中にいると、「自らの気質と共に生きろ!」と言われているような気がするのである。
弱い自分も受け入れ、力に変えていく。
それが大切なことであるように伝えているようであった。

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