次の日もわたしは瞑想によってあの空間を目指した。
うまく辿り着くことができたわたしは、同じように暗闇を掻き分けながら奥へと進んだ。
やはり、進むに連れて心が重たくなっていくのを感じる。
先へ進むことに対して気が進まないのである。
しかしながら、先へ進むことが必要であると確信していたので、どのような困難が待ち構えていようともそれを乗り越えて進んで行こうと決心していた。
しかしながら、わたしの決心をあざ笑うかのように道のりは険しいものとなる。
一歩を踏み出す度に、もうこれ以上進みたくはないと思ってしまうのである。
心がこの先を拒絶しているのである。
一体この先に何が待っているというのだろう。
わたしにとってこの先に待ち構えているものは、それ程強大なものなのであろうか?
沈み行く心を支えつつも、わたしは一歩でも先へと足を運んだ。
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