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自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2016年5月4日水曜日

追憶 1332

黒い意識を光へと帰し続けていると、黒いHの顔を覆う掌に込められた力が少し緩んだように感じた。
それによって、わたしは一層気合いが入った。
尚(なお)も黒い意識を光へと帰し続けていると、少しずつ掌が下がり、表情を確認することができた。
既に泣いてはいなかった。
そこには、安心したように眠る子どものような顔があった。
ネガティブな意識が抜けたことによって、悲しむ必要がなくなったのであろう。
わたしは嬉しく思い、”神”に感謝した。

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