別の日、Hが光の仕事を受けるためにわたしを訪れた。
その時、不意にHが赤ん坊の性別を知りたがった。
わたしは赤ん坊(の霊体)が男の子だと知っていたので、そのことを伝えた。
Hはそれを喜んで帰った。
それは、男の子であったからではなく、性別を知ることができたことに喜んだのである。
別の日、Hが再び光の仕事を受けるためにわたしを訪れた。
その時は、面白い話を聞かせてくれた。
それは、病院での検査によって性別が判明したのだという。
わたしは当然の結果を聞けるだろうと思い、軽い気持ちで待った。
すると、それは予想外の結果であった。
医者が言うには、お腹の赤ん坊は女の子であるそうだ。
理由は簡単なもので、エコー検査によって”おちんちん”が見当たらないということであった。
わたしは腑(ふ)に落ちない気持ちを飲み込んだ。
エコー検査で医者が”見た”のであれば、そうなのだろう。
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