光の天秤 -自叙伝-
このブログについて
自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。
2013年4月7日日曜日
追憶 411
気配を伺うと、何かが一筋になって進んでいるような景色が脳裏に浮かんでくる。
それは、闇夜に比べても黒いものであった。
それは一列に列を成して川面を渡り、対岸の山の中に向かって進んでいるようであった。
わたしはその光景が何であるのかを知りたいと願い、観察を続けた。
観察を続けていると、少しずつではあるけれどそれが見えてくる。
暗さに目が慣れるようにして見え始めたそれは、川面を渡るのは人の集団であった。
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