このブログについて

自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2013年4月10日水曜日

追憶 414

彼らは一体何者なのだろうか?
どこへ向かうのだろう?
山の奥には何があるというのだろうか?
わたしの中には目の前の不思議な光景に対する様々な疑問が飛び交っていたが、疲れからそれを追求する気にはなれなかった。
それは、彼らが通る道が感覚的にわたしたちから遠く離れた場所であったし、危機感は感じられなかったからだ。
彼らのことは脳裏に映る映像によって見ていたが、わたしにとってはそれが真実なのか?実体なのかも分からなかった。
和太鼓のような音も、脳裏に映る映像も幻覚(幻聴)や錯覚である可能性もある。
今のわたしにとっては、霊体験というものがいまいち要領を得ないのであった。
わたしは疲れを感じ、彼らのことを気にするのをやめた。

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