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自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2013年4月20日土曜日

追憶 424

今までのわたしの常識では、「自然」はわたしの外にある存在であった。
わたしは「自然」に取り囲まれていると思っていた。
しかしながら、岩の上に腰を降ろした時から、わたしの常識は覆(くつがえ)されることになった。
わたしの中の「自然」という概念が歪んで見えた。
それは薄っぺらな知識であったのだ。
わたしは目に見えるものだけを追って、それを勝手に「自然」としていたのであった。
「自然」はわたしの中にあったのである。
「わたし」という存在と「自然」という存在との間には何の隔たりもなく、自分自身がそれであるということを感じる。

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