身体は疲れている。
先ほどから睡魔が襲ってきてはいるが、どうしてもわたしを倒すことはできないようであった。
それでも、わたしはうとうとしていることに気が付いていた。
このまま眠りがわたしを連れて行ってくれることを期待して、身体を石にもたげた。
今度は何とか眠りにつくことができそうである。
わたしの中には安堵感(あんどかん)が広がっていた。
夢であろうか?
それにしては早い?
わたしの意識は横になった時からの時間の感覚を所有していた。
夢の中ならば、きっとこの感覚はリセットされているはずである。
夢か現実なのか分からない状況の中で、わたしには気になることがあった。
0 件のコメント:
コメントを投稿