光の天秤 -自叙伝-
このブログについて
自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。
2013年4月5日金曜日
追憶 409
わたしは太鼓ような音を気にしないことを決め込んで、無理矢理に眠ることにした。
目を閉じて眠りを待つ。
しかし、一向にわたしを迎えにくる気配はない。
疲れていたので嫌だったが、眠れないので仕方がない。
わたしは太鼓のような音に対して意識を合わせてみることにした。
すると、太鼓のような音に変化が現れた。
それは初め、遠くで鳴る小さな音であったが、わたしが意識を向けてからは徐々に大きくなっていくような気がした。
少しずつ近付いているかのような感覚であった。
0 件のコメント:
コメントを投稿
次の投稿
前の投稿
ホーム
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿