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自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2012年8月3日金曜日

追憶 164

わたしにとって必要だと思われるものに狐たちは反応しているように思えた。
必要な学びに反応したり、危険を知らせてくれているような気がしていた。
いつもではないが、書店に行けばわたしに必要であろう本を指して止まり、それを掴ませることもあった。
近くに霊がいれば反応し、その存在をわたしに知らせてくれることもあった。

そんな状態が続いていたある日、わたしはいつものように部屋で瞑想をしていた。
様々な思想が目の前を飛び交い、それが少しずつ穏やかになっていく。
いつもならばそのまま静寂の中へと導かれるように落ちていくのであるが、その日は様子が違っていた。
自らの思想の中に何かは分からないが、何とも言い表し様のない違和感があったのである。
それは、心の中に不安を投げ掛けてくるようであった。

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