このブログについて

自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2012年8月21日火曜日

追憶 182

それは怒りとは違う感情であった。
気力に満ちた「気合い」である。
それは怒りに似ているけれども決して破滅的な感情ではなく、建設的な性質を以った感情であった。
その時、わたしの中に力が溢れてくるのを感じた。
心の中に黒雲の様に立ち込める鬱がだんだんと晴れていく。
心が清々しく、とても軽かった。
その時、わたしは自らの本当の目的を思い出すことができた。
今ならば本当の目的に従うことができる。
わたしは黒い大蛇を破滅的な感情から救い出してやりたい。
心の中には、黒い大蛇のことを何とかして助けてやりたいという感情が溢れてくるのであった。
それは、愛情であったに違いない。

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