こちらから何かができる訳ではないと思われる。
霊感と呼ばれる能力やそれが発揮される状態は、意識的な存在に主導権があるようである。
意識的な存在からのアプローチがあって初めて成り立つものではないだろうか?
お客さんがいなければ商売が成り立たないのと同じである。
購入者がいなければ売り込みも必要がないのである。
本当に霊感というものを所有し、その能力を扱える?人は、それが例えば漫画のように自在に操れるものではないということを知っているだろう。
それを自在に操ろうとしたのがお経や法具や十字架などの道具や方法であるだろう。
それらが意識的な存在に対して有効的に機能するかは疑問である・・・
わたしの場合は、霊感というものについては道具に頼るのはどこか違うような気がするので興味はないが、霊感を自在に操ろうという欲求を持つ者や、霊感に触れたことのない者は、やはりそのような方法に行き着くのであろう。
狐たちはわたしの気持ちや都合などお構いなしに、好きな時に好きなだけ現れた。
その度にわたしの両手は狐の形をしなければならなかった。
それは運転中であろうと、買い物中であろうと関係なかった。
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