このブログについて

自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2012年8月18日土曜日

追憶 179

これは自分自身を守るための闘いである。
そして、黒い大蛇を救うための闘いでもある。
黒い大蛇を痛め付け、争うための闘いではない。
自らの正義の名の下に闘うのである。
わたしは強い気持ち(建設的な気持ち)を保つ努力をした。
心の中に存在している思いやりや愛情をでき得る限り拾い集めた。
しかしながら、これが容易なことではなかった。
黒い大蛇の破滅的な感情がわたしの心に流れ込み、その心中を、集中力を乱す。
ただ、思いやりや愛情を保つだけであるのに、それすらまともにできはしないのである。
心に浮かぶのは怒りや憎しみの感情であった。
それは炎のように燃え上がり、心を焼き尽くそうとしている。
それを思いやりや愛情によって消火するという作業の繰り返しである。

0 件のコメント:

コメントを投稿