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自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2016年10月5日水曜日

追憶 1486

わたしは宗教も彼女達の生き方も肯定(こうてい)するが、それを否定もするのである。
矛盾しているように聞こえるかも知れないが、わたしは矛盾していないと考えている。
それは、現状を一旦肯定しなければ、それを改めることができず、現状を改めるということは、現状を否定するということでもあるからだ。
誰もが幸福を求めている。
それは、現状よりもより良い形の状況があると信じているからであろう。
そのためには、肯定し、否定するというプロセスが必要なのである。
それは、地面を蹴らなければ先に進むことが出来ないのと同じだ。
人は地面を踏むという肯定によって前傾姿勢を手にし、地面を蹴るという否定によって前進するのである。
彼女達は自分達の信じる宗教を肯定している。
それは、宗教という地面を踏んでいるということだ。
わたしが促しているのは、その地面を蹴って前進しようということなのである。

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