話を聞くと、Cさんの家庭は少し複雑であり、祖母に育てられたのだというが、その祖母が理不尽な人物であり、虐待にも似た育て方をしたそうだ。
そのような環境が幼いCさんに特殊な価値観を植え付けてしまったのだろう。
愛情を受けずに生きる人の心は必ず歪んでいく。
どのような人物であっても、愛情を得なければ必ず傷付いてしまうのである。
幼い子どもにはそれが顕著(けんちょ)であり、それを修正することはとても難しい。
多くの人はこの傷を治すことができない。
心の歪みによって生涯苦しむようになるのだ。
人からの愛情を知らない人は、人を愛することができないのである。
人を愛することができないのは辛いことだ。
人を愛することができなければ、自分自身を愛することもできない。
自分自身を愛することができなければ、それ以外の何も愛することはできないのである。
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