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自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2012年11月26日月曜日

追憶 279

それはどこからともなく沸き起こる自信であった。
黄金の杭がわたしの励みとなって生み出される力であるだろう。
自らの弱い心を倒せと投げ掛けてくる。
わたしは自らの抱える劣等感を倒すことができる。
わたしにならば乗り越えられる。
わたしの言うことを聞け。
お前はわたしの一部でしかないのだから。
お前にわたしを左右する権利は無い。
わたしの人生はわたしが決める。
手出しはするな。
わたしは自らを奮い立たせ、自信というよりは憤怒にも似た感情をたぎらせていた。
金輪際、わたしは劣等感には負けたくなかったのだ。
自信がなく、弱い自分とは決別するべきであると確信していたのである。

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