なぜそうなるのか?
それにどのような必要があるのか?
それがどのような意味を持つのか?
今のわたしには全く分からなかった。
ただ、上手く鳴らない口笛を身体が勝手に練習し、その技を身に付けようとしているように思えた。
今後、わたしが進む道に対して、それは何らかの意味と必要性を持つことなのだろう。
それから、もう一つ変化したことがあった。
それは、指を鳴らす行為である。
親指と中指を弾いて音を鳴らす。
昔のアメリカ映画で、男性がウェイターを呼ぶ時にするあれである。
最初は親指と中指を擦り合わせたいという欲求から始まった。
その欲求に導かれるように進むと、指を鳴らしたくなる欲求に駆られる。
しかしながら、欲求に対して反応している訳ではない。
不思議なことに、わたしが自らの意思によって動かさなくても、身体は勝手に動いているのである。
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