ワクワクする気持ちを抑えつつ意識を高めていると、目の前を何かが素早く飛び跳ねるような感覚を覚える。
わたしの気持ちが更に高揚したのは言うまでもない。
今までに出会った霊というのは、皆それぞれに破滅的なプレッシャーを抱えていた。
それは、怒り、悲しみ、孤独、痛み、絶望・・・
様々な破滅的な感情が壁となって迫ってくるのである。
その度にわたしは身構える必要があった。
身構えることが無ければ対抗することができなかったからである。
破滅的な感情(霊)に向き合うのは命懸けなのであろう。
しかしながら、今回は何のプレッシャーも感じることはなかった。
童心に返り、宝物を探しているような気分である。
この状況がわたしにとってはとても素敵なものとして感じられていた。
しかしながら、この素敵な時間がいつまでも続くことはなく、すぐに崩壊してしまうことになる。
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