ただし、他者のために成るということを誤解してはならない。
多くの人が他者に対してただ尽くすことや、許(ゆる)すことだと思っているだろう。
確かに、誰かに対して尽くすことや許すことは素晴らしいことだとは思うが、必要な過程を経て、最終的にそのような行為に至るのであれば問題はないだろう。
他者に対して尽くすことや許すことに至るまでには、反対することや叱(しか)る必要もあるかも知れないのである。
本当に相手のことを考える時には、すべての感情や方法を可能性として必要とするのである。
そう考えると、愛とは、すべての感情が存在する場所にこそ生じるのではないだろうか?
光の十字架は天使?神様?の力であるが、これが美しく輝いているのは、それが喜怒哀楽のすべての感情を兼ね備えた力である愛だからだと思えるのである。
0 件のコメント:
コメントを投稿