このブログについて

自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2017年8月29日火曜日

追憶 1787

夢の中で老女が焼かれたのと同じ場所に立ってみた。
そこは、複数の商業施設が共有している駐車場である。
車の往来もあるので、長時間そこに立っている訳にもいかないが、わたしには感じられるものが何も無かった。
あの悪夢は、何の脈絡もない只の夢だったのだろうか?
そう考えると、わたしは独りで駐車場の真ん中に立っているのがおかしくなった。
わたしはあの悪夢と老女を頭の片隅に追いやり、友人に会うことを楽しむ気持ちを引き寄せた。
このまま駐車場の真ん中に立っている訳にもいかないので、友人の職場に向かって歩を進めた。

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