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自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2017年8月3日木曜日

追憶 1761

わたしは、人生が自分自身のためにあると思っているが、自分自身のために成ることというのは、他者への貢献によって初めて実現すると思っている。
それは、他者を通じてのみ、人は自分自身に気が付くことができるからである。
とはいえ、わたしの場合はそこに打算はない(と思っている)。
経験として、自分の利益のために行動した時よりも、他者の利益のために行動した時の方が短期、長期に関係なく、結果的に心地好かったという程度のことなのである。
それは、他者のために行動することによって、結果的に自分自身のために成ると理解しているのだ。
わたしは自己犠牲など美しいとは思わない。
寧(むし)ろ、そこには偽善者の態度を垣間見(かいまみ)るような気がするのだ。
自分自身のために他者に対して行動するのではなく、他者のために行動した結果として、それが自分自身のために成るということだと思うのである。

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