だから、わたし達は懸命に生きなければならないのである。
人生において、無駄にして良い時間や労力など存在しない。
欲望に溺れ、怠惰(たいだ)に生きる者は、その代償を必ず支払わなければならないのである。
それは、稼ぎもないのに豪遊し、稼ぎもないのに寝て過ごす人の借金のようなものである。
借りた金の支払いが許されることはない。
何等かの形で代償を支払わなければならないのだ。
人生を怠惰に過ごす者は、誰かや何かに借りを作っているようなものである。
怠惰に過ごす者は、それを気楽と呼んで得をしたかのようにさえ思っている。
クレジットカードで買い物をすれば、買い物をした時には得をした気分になるだろう。
しかしながら、後になってから、請求書(領収書)が確実に届くのである。
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