感謝の気持ちに導かれるようにして、わたしの右手は宙に十字を描いた。
すると、暗闇を切り裂くようにして、光の十字架が出現した。
感謝の気持ちがなければ、光の十字架を出現させることは出来ないのだろう。
霊的な存在を敵と見做(みな)し、争っている人には扱えない力なのである。
なぜなら、光の十字架は霊的な存在を痛め付けるための武器ではなく、救済するための道具であるからだ。
わたしは光の十字架によって、黒い獣を助けるのである。
天使?神様?から与えられた力というものは、自らの利益のためには扱えない。
わたしの扱える力は、それを向ける相手の利益のためにこそ与えられたのである。
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