子ども達を見送ることで、わたしの仕事は終わったようである。
	それ以上、わたしを訪ねる者はいなかった。
	そこで、もう一つの仕事である清掃活動の続きを始めることにしたのである。
	持参した袋からは、ゴミが簡単に溢れてしまった。
	そこでわたしは清掃活動をやめることに決めた。
	まだまだ、ゴミがたくさん捨てられていることは知っている。
	しかしながら、何事も焦りは禁物である。
	人は、今の段階で確実にできることをするべきであって、確実にできないことを無理に推(お)し進めるのは健全ではないと思うのだ。
	続きは次の機会と決めて、わたしは山を降りた。
	
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