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自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2017年7月29日土曜日

追憶 1756

彼の発言は、苦しみから逃れたいという意思からのものではないだろう。
わたしには、自分を変えるための発言だと感じたのである。
人は、大切なものを失って初めて、自分の愚かさに気が付く。
親友の父親が”帰りたい”と発言したのは、死後に人生や家族や家庭というものが大切だと気が付いたからだろう。
人生や家族や家庭の在り方には様々な形があって良いと思う。
しかしながら、後悔するようなものにしてはいけないのである。
既に肉体を離れた彼に何が出来るのかは分からないが、帰ることが許されるのであれば、何か出来ることもあるだろう。

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