わたしは親友の父親と対話を始めた。
彼を取り巻くエネルギーも、心に占めるエネルギーも、黒く重たいものであった。
恐らくは、生前に蓄えた破滅的なエネルギーであるだろう。
それは、思考や感情や行為の結果である。
自分本位な選択によって、人は破滅的なエネルギーを得るのだ。
種を蒔(ま)けば、いつかはそれを収穫しなければならない。
種を蒔かなくても、土地を所有すれば、そこには様々な種類の野草が勝手に茂る。
わたし達は誰もが、因果の中に存在しているのである。
誰もが、自分自身の因果を刈り取らなければならない。
親友の父親は、自分自身の因果によって、黒く重たいエネルギーが茂っている状態なのである。
0 件のコメント:
コメントを投稿