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自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2013年7月3日水曜日

追憶 498

人は皆、向上心を持って生きなければならない。
向上心を持って生きるためには、向上心を持つことのできる道を選択する必要があるだろう。
人は自分の興味が及ぶものでなければ向上心を持つことができない。
わたしがこれまでの人生において向上心を持つことができなかったのは、自らの進んでいる道に興味がなかったからである。
本当の意味で楽しかったことがあっただろうか?
きっとなかった。
そう思い込みたかったのは、道を知らなかったからである。
人生には様々な可能性が存在しているが、わたしにはそれを見付ける力量はなかったのである。
それは苦しみ以外の何ものでもなかった。
興味の湧き立つ道を知らず、向上心を持たずに生きることは心への拷問である。
興味を持たずに楽しまず、向上心を持たずに怠慢な人生には喜びが存在しない。
そのような人が苦しむのは当然のことなのである。


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