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自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2013年7月11日木曜日

追憶 506

わたしが自らを救うためには、それらの思いから遠ざかる必要があった。
乱れた心ではその思いから遠ざかることはできない。
瞑想によって思いを制し、心を静めることが重要なのである。
ただし、思いを制し、心を静めることだけではならない。
不要なものを取り除くことは大切であるが、それと同時に必要なものを育てなければならないのである。
人は座っているだけではならず、動き働かなければならないのだ。
静と動が正しく導かれて初めて満たされるのである。
必要と不要のバランスが保てずに、豊かさは存在しないであろう。
わたしは自らの心と人生のバランスを考え直さなければならない時期にきていた。
ここで自らを見つめ直さなければ、わたしの人生は詰まらないものとして終わるに違いない。
わたしはただ歳を取った老人にはなりたくなかった。
老いた日においても役に立つ立派な人物になりたかったのである。
そのための今であるような気がしていた。

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