彼女は何を見たのであろうか?
彼女はとても素直で、普段から言わなくても良いことも言うような表裏のない性格だった。
素直過ぎて、隠せないようなところがあったのだ。
そのため、彼女の話は見間違いや妄想などではないと思う。
わたしが直接それを見た訳ではないので、見解が推測を抜け出ることはないが、彼女が見たものは「神様」であったに違いないであろう。
自然の中に存在している神が、ミーティングでもしていたのだろう。
わたしの所にも、ハクとコンという狐の神がいる。
彼女の見た狐と狸も納得することができるのである。
わたしが所謂(いわゆる)、「見えない人」であっても否定はしないだろうが、今のわたしには彼女の話を理解し、納得することができる。
当時のわたしは、彼女の話が素敵だなぁと思っていた。
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