しばらくするとKが来て、同じように歯磨きを始めた。
わたしとHは談笑しながらKが歯磨きを終えるのを待った。
「身体痛てぇ〜」
などとHが言うので、「そりゃそうだろ」などと思っていた。
Kが歯磨きを終えたので、わたしたちは荷物を置いてある場所に戻ることにした。
「そう言えば、ドラム缶片付けたの?」
Kが聞く。
「今朝、暇だったから片付けたよ。あっ、それと…」
Kがドラム缶の話をした流れで、わたしはドラム缶の裏側に現れた女の顔の話をし、二人をドラム缶まで案内してそれを見せた。
二人は言葉を失っている。
わたしたちは会話も少なく、その場を立ち去った。
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