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自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2013年5月21日火曜日

追憶 455

人は皆、夜空を明るく染める花畑に興じている。
わたしたちは人のいない真っ暗な帰り道を歩いた。
しばらく歩くと花火の音も止み、祭りが終わりを告げたことを知った。
わたしたちは話しながら帰っていたが、もう少し話したかったので、帰路を逸れて歩くことにした。
その時の彼女の話はとても印象的だった。
彼女はそれが何だったのか?幻を見たのか?ただの見間違いなのか?真実は分からないと前置きをした上で思い出したように唐突に話を始めた。

それは、彼女が小学生の頃の話である。
確か、低学年の頃の話だったと記憶している。

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