夕暮れが迫る家路を一人で急いでいた。
学校から自宅までは500mくらいの距離で、開けた田んぼ道と県道を通る道のりである。
県道には住居が並び、子どもが一人で帰るのにも何の問題もない。
もちろん、近所はすべて顔見知りである。
彼女の自宅は、県道を横断する小さな川に並行するように作られた脇道を登り切ったところにある。
脇道には何件かの住居が並び、狭い土地を有効的に利用している様子が伺(うかが)えた。
途中には小さなイワナの養殖場があったり、彼女の自宅では山?か川から直接引いたパイプから、飲料に使うことのできる真水が手に入る。
わたしもその水を飲んだが、柔らかくとても美味しい水だった。
それほど水は綺麗で、自然豊かな場所なのである。
0 件のコメント:
コメントを投稿