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自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2013年5月10日金曜日

追憶 444

写真を撮ることでわたしが得られるのは、自らの満足感である。
わたしはいろんな人に写真を見せ、自慢げに女の話をするだろう。
それはそれで構わないかもしれないが、未熟なわたしにはその話を正しく伝えることができないであろう。
女の苦しみや悔しさ、そして、悲しみを正しく伝えることができるであろうか?
きっと無理である。
女の表面的な部分だけを繋ぎ合わせた、およそ真実とはかけ離れた茶番を演じてしまうだろう。
それは、人々の中に霊に対する誤解をいたずらに広げてしまう結果になる。
霊に対する恐怖心や敵対心を煽(あお)り、更なる争いや苦しみを投じる布石となってしまうのだ。
わたしが求めているもの、そして、やらなければならないことはそんなものではないのである。

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