このブログについて

自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2012年12月6日木曜日

追憶 289

日々の仕事と生活はわたしにとっては厳しいものであった。
真鯛の養殖に加えて、巻き網漁もしていたからである。
早朝2時半から沖に出て漁をし、5時に市場に魚を下ろす。
つかの間に仮眠と朝食を済ませ、8時頃から真鯛の給仕を始め、12時に帰宅し、昼食と仮眠をとる。
14時からはまた真鯛の給仕を始め、18時からは巻き網漁の仕掛けに出掛ける。
19時に帰宅し、また2時半には沖へ出る。
こんな毎日を繰り返していた。
わたしにとっては自由な時間もないような厳しいスケジュールであった。
何よりも睡眠が摂りたくて仕方がなかった。
しかしながら、わたしはそのようなスケジュールにおいても瞑想は続けなければならなかった。
それは、わたしが本当の意味で生きるためである。
自分自身のやりたいこと、進みたい道を開拓するためであった。
毎日の仕事や生活は厳しいけれども、そのような状況においても自分のやりたいことや進みたい道を開拓するための努力を怠ってはならないのである。


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