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自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2012年12月25日火曜日

追憶 308

豊かさというものの形は人それぞれに違っているであろう。
しかしながら、その根底はどこかで繋がっているような気がする。
それがどのような豊かさの形であったとしても、心が満たされていなければそれは実現しないのではないだろうか?
人は時と経験を重ねるにあたって、心の豊かさを見失ってしまう気がしてならない。
多くの大人たちは自らの現状に不満を抱えながら生きている。
その度に心は荒(すさ)び、豊かさを失う。
子どもは社会の現実を知らない。
生きていくということが闘いであることを知らないから、好き勝手に夢を描き、いつかそれが叶うと信じて眠りに落ちる。
しかしながら、多くの大人たちは厳しい生存競争を闘わなければ生きていくことはできないと思っている(教え込まれる)ために、現状への不満と将来の不安を抱えながら浅い眠りを彷徨(さまよ)う。
不満や不安を抱えながら生きている心が豊かさを保てる訳がない。
現状への不満と将来の不安と闘っている大人たちの心が豊かなはずがないのである。

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