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自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2012年12月15日土曜日

追憶 298

毎日の瞑想によってもたらされるものは、自らの内に存在している破滅的な思想との対峙である。
瞑想をする度にわたしは自らの弱さや未熟さ、汚く濁った感情や心と向き合わなければならなかった。
毎回のように口から黒いものを吐き出しては、黄金の杭によってそれを浄化していた。
その度にわたしは身体が軽くなるという不思議な感覚を味わうことができた。
毎日不思議には思っていたのだが、破滅的な感情が取り除かれる時にいつも身体が軽くなるので、そこには何らかの理由が存在しているのではないか?と考えるようになった。
下世話な話になるが、車や酒に酔った時に嘔吐すると胸がすっとして楽になる。
そこから体調は回復に向かう。
わたしは自らのこの状況がそれとよく似ているように思えるのであった。
医学的なことは分からないが、身体が体調を整えるために胃の中の食物を吐き出す。
これと同じように心が健康になるために、それを害する破滅的な感情を吐き出すのではないだろうか?
そして、心と身体は一つに繋がっているために、心が軽くなると同時に身体も軽くなるのではないかと思える。
破滅的な思想は重たく、建設的な思想は軽い。

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