自らの中に存在していた劣等感の塊を吐き出したとしても、すぐにその呪縛から解き放たれるということはない。
そのようにおいしい話は無いのである。
一時的には劣等感から解放されるであろうが、その状態が永続するような奇跡的な安定など、この世界には存在しない。
状態を維持し、より良くしていくのであれば、そのように努めなければならないのである。
今のわたしは劣等感から解き放たれた状態であるが、努めを怠ればまた同じ状態へと舞い戻ってしまうだろう。
何事にも努力が必要なのである。
わたしはこのチャンスをきっかけとして、劣等感に飲み込まれない自己を確立していかなければならない。
それは、自分自身の内に在る弱い心との闘いである。
己に負けるようであるのならば、どうしようもないであろう。
劣等感はすぐさまわたしを暗闇の中に引き摺り下ろしてしまうに違いない。
最大の敵は自己に在る。
これからは、それに負けないようにしなければならない。
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