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自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2012年12月13日木曜日

追憶 296

自らを観察していると、多くの破滅的な思想を抱えていることが分かる。
今までは気が付くことができなかったが、頭の中や心の中に蓄積する黒いものがもたらす違和感や気持ち悪さ、それが渦巻いている。
わたしがそうであったように、大抵の人はこの違和感や気持ち悪さに気が付いてはいない。
それが普通であると思い込んでしまっているのである。
振り返ってみると、思想がもたらす人間(人格)への影響について周りの大人と呼ばれる者たちは、わたしに何も話してはくれなかった。
教育が思想にまでは届いていないのである。
だから、わたしは道に迷い、多くの悪さを働いたのである。
人のせい、環境のせいにするつもりはないが、子どもは皆素直である。
周りの大人がそうであると言えば、それが真実で、他にはないと思い込んでしまうのだ。
思想的な教育、啓発的な教育があれば、わたしの人格は違ったものであったのかもしれない。
過去を変えることはできないので、このような考えは意味を成さないが、人は皆、その思想から教育すべきである。

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