このブログについて

自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2012年12月26日水曜日

追憶 309

わたしの心はいつの間にかに恐怖という名の錆(さび)に犯され、夢を描くことを忘れてしまっていた。
振り返ってみると、わたしにはやりたい職業がなかった。
求人誌に載っている仕事でやりたいと思うものはなかったのである。
いつの頃からか、心を侵食した恐怖によってわたしは夢を奪われた。
人生が楽しいなんて思えなかった。
何のために生きているかなんて、誰も教えてはくれなかった。
わたしは瞑想によって自らの心と向き合い、自分自身が本当に求めている生き方というものがどのようなものであるのかを知らなければならないのだろう。
そうでなければ、わたしは夢を描くことができない。
夢を描くことができなければ、進むべき道が分からない。
進むべき道が分からなければ、幸福へは辿り着くことができないのである。
豊かな人生を生きるためには、豊かな心が必要である。
わたしが瞑想をするのは、いつの間にかに忘れていた豊かな心を取り戻すためなのである。

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