このブログについて

自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2012年12月5日水曜日

追憶 288

これまでの20年間は、馬鹿なわたしに努力の大切さや重要性を分からせるためのものであったに違いない。
「努力することがなければ何も掴めないぞ」「才能に自惚れるなよ」ということをわたしに伝えたかったのであろう。
20年という貴重な時間を使って得られたことが「努力しろ」とは、我ながら情けない。
性根を叩き直さなければならないだろう。
わたしは再び怠慢や傲慢に塗(まみ)れ、劣等感に飲み込まれないために何があっても努力を諦めないことを心に決めた。
どれ程の努力ができるのかは分からないが、小さなことでも積み重ねれば大きなものになるという単純明快な算段である。
今はまだ、先のことは分からない。
現状は全くもって安定を見せない。
わたしはどのような形で生きている意味を見出すのだろう?
どのような形で人や世の中に対して貢献することができるのであろう?
そんなことは全く見えてはいなかった。

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