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自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2012年9月28日金曜日

追憶 220

神が苦しみを遠ざけ、取り除いてくれるという考えは幻想である。
実際に「神」という意識的な存在に対峙すれば分かる。
残念ながら、彼らはわたしたちを苦しみから救うことなどない。
宗教のように人間にとって都合の良い「神」など実際にはいる訳がない。
甘い言葉を投げ掛けるのは売り子や詐欺師ぐらいである。
甘い言葉には策略が潜んでいるのである。
信じれば救われる?
そんなものは滑稽(こっけい)である。
本当の「神」という存在は、人に試練を与えるという役割を担っている。
本来ならば、「神」とは人間の感情からすれば都合の悪い存在なのである。
「神」は師のような存在である。
厳しくはすれど甘やかすことなどない。
良い師ほど、上質の試練を与える。
「神」は人に試練という苦しみを与える代わりに成長を引き出している。
宗教を信仰し、苦しみから逃れる方法を模索している人物が成長することなどできるだろうか?
成長することができるのは、苦しみを受け入れ、乗り越えた者だけである。


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